おいらせ自然学校とは

私たちは、奥入瀬渓流をフィールドに、次世代を担う子どもたちへの自然学習を支援しています。

「立ちどまるから、見えてくる」をコンセプトに、自然とじっくり向き合う時間を創り、好奇心や探究心を育むガイディングを通して、普段は経験することの少ない様々な気づきを提供したいと考えています。

森の成り立ちや生態系、水資源の利用、自然と人との関わりなど、奥入瀬渓流には様々なテーマを学べる環境があります。また、足早に歩くのではなく、そこに立ちどまることで、森の中にある自然のデザ イン、ネイチャーアートに気づきます。

総合学習の場として、また教育旅行の一環として、おいらせ自然学校は、子どもたちが安心して楽しく 学べる環境をサポートしていきます。

学習コンセプト 「立ちどまるから、見えてくる」

1. 森の中に立ちどまり、自然とじっくり向き合います

2. 「発見・感動・疑問」をとおして「好奇心や探究心」を育みます

3. 子どもたちの主体的な学びをサポートします


自然学習に相応しいフィールド

1. 奥入瀬渓流とは

奥入瀬渓流は、青森県十和田市に位置し、十和田湖を源とする奥入瀬川の最上流部14km区間を指します。

十和田八幡平国立公園特別保護地区に指定されているほか、国指定特別名勝および天然記念物(天然保護区域) にも指定されており、毎年多くの旅行者が訪れます。


2. 奥入瀬渓流の自然の特徴

奥入瀬の特徴のひとつは、蘚苔類(コケ植物)の豊かさ。渓谷内ではどこに目を向けても豊かなコケの着生が見られます。また、シダ・地衣類・菌類・変形菌 など隠花植物の宝庫ともなっており、まさに「隠花帝国」の様相を呈しています。

火山噴火とカルデラ決壊により生まれた奥入瀬の生態遷移は、乾燥に強い蘚類や地衣類の進出から始まり、土壌の再生が行われ、現在では「天然の苔庭」を有する、トチ・カツラ・サワグルミを中心とした渓谷林やブナ林の形成に至っています。



3.自然学習に最適な理由

奥入瀬渓流は最寄の新幹線駅から車で約1時間というアクセスの良さを誇りながら、原生的な香りを放つ天然河川と渓谷林が昔日の面影を今にも伝える貴重なエリアです。

渓流と併走する国道、高低差を感じさせない緩勾配の遊歩道で体力や時間を気にすることなく、人それぞれのペースでじっくり自然鑑賞に興じることができる奥入瀬は、まさに天然の野外博物館すなわちフィールドミュージアムであり、自然学習に相応しい好条件にあります。