ガイドさんって、なにを話してくれるんですか?

新書Ⅳ 奥入瀬でネイチャーガイドが語ること 第二集

NEW!! 

(2026年4月発行)

奥入瀬に<野外博物館>という新たなブランドを構築し、エコツーリズムの隆盛をはかるーそのためには自然を読み解くことの楽しさを伝え、潜在的な関心層を<覚醒>させる役割を担うネイチャーガイドの存在が不可欠です。本書は「自然案内人って、いったい何を話してくれるの?」という問いに真正面から向き合い、百戦錬磨の「語り部」たちが紡ぎ出すガイドツアーのハイライトを収録。奥入瀬の野外博物館的魅力と価値を絶妙なトークでひもときます。歩くだけ・流し見するだけの観光地から「観る」を味わう野外博物館を目指すための新書シリーズ第四弾!

 

新書版:352ページ

 

フィールドミュージアム新書Ⅳ

魅力の《本質》を解き明かす、新感覚ガイド第4弾!

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  • お届け日数:3~5日

 

フィールドミュージアム新書『奥入瀬でネイチャーガイドが語ること 第一集』の続編です。

 

第五回 案内人・葛西栄美子

桃太郎方式/いまこの場で食べられますよ/雨の日の素敵なアトラクション/「くっつきそう」でもいいかも/葉っぱじゃなくて、茎を食べるんです/甘い香りで虫を呼んでいるの?/誰か見てた人でもいるんですか/水にふれてみましょう/ちょっとナゾめいたところがあるんです/樹が、倒れたんですよ/コケって植物なんですか/「緑のダム」と呼ばれるもの/幹の模様のようにしか見えないですよね/いまこのあたりの湿度は何%くらいなんですか/逆光に透かして見た時がいちばんきれい

 

第六回 案内人・小林信輔

どの段階で「風」を意識しはじめたか/何重もの保険をかけて生き永らえている/広く平面的に根を這わすことで巨体を支えている/茶色い葉と、緑の葉を食べ較べてみたんです/樹幹流を通した共生関係/湖と腐葉土という二段構えの「ダム」/コケの結婚は水を介して行われる/きのこが教えてくれている/光るヤコウタケ、光らないヤコウタケ/地形と水流/奥入瀬で自然観賞の奥深さに目醒めてほしい

 

第七回 案内人・木村育子

ヤマセって、漢字でどう書くんですか/緑の中のオレンジ色、なかなか悪くないですね/そもそも樹に意思ってあるんでしょうかね/トチ水/「そんなこと知らなかった」では、あまりにもリスキー/大きなタカが、この森で子育てをしているんです/「カモシカいたよ!」/いつもウルっとしちゃいます/見たことはないけど、名前は聞いたことがある/あーっ、やっちまった!/中国名では「連香樹」/ボイラー室で働く「釜爺」です/できれば隠した場所をぜんぶ忘れちゃってね/もうボクたち釣られることないから安心だ/なんだ、この濁り水?/いーえ、サザエの味噌焼きじゃありません/必要不可欠なアナウンス

 

第八回 案内人・川村祐一

地形と地名は連動している/カトーさん/進化した樹、原始的な樹/栄養のない無機的な環境でも生きていける/コケはずっと水中で生きてきたんです/絶滅時代をいくどもくぐりぬけてきたシダ/針葉樹と広葉樹の登場/巨木と野草が並んで見られることの背景/菌糸って見たことありますか?/生物界の立役者は菌類だった?/地中こそ森の脳ミソ/ぼくのネイチャーガイドスタイル

 

第九回 案内人・玉川えみ那

自然と人工物の幸せな融合/匂いで見分けがつくって、なんか楽しい/オシダはどうしてバスケット型をしているんだろう/パイオニアっぽいところがあるんです/毛むくじゃらのヒモのようなもの/乾燥に対する適応性が高いんです/樹幹のコケはシダの役に立っている/一五〇年前から二〇〇年前ってどういう時代?/地衣類とは「農業をする菌類」/これ、ワカサギのこどもたちなんです、たぶん/何か黒い塊が、往ったり来たりしています/ただの泡とはいえ、かなりの存在感です/水生菌が泡を作る目的は胞子の拡散/川中島という天然の盆栽が持つレアな価値

 

第十回 案内人・丹羽裕之

みんな倒木が大好きなんですよ/この透明感の魅力にやられちゃう/ワクワク感と違和感を大事に/コケの保水力って、案外バカにできません/まずは小さな自然の存在に気づく/一個一個の重みがすごくいい感じです/かしこまらなくても、すーっと入っていける軟らかさ/森の色、森の香り、森の音/腐朽木の存在意義と危険木伐採/最盛期の頃とはまた違った美があると思うんです/奥入瀬渓谷の原型を形成したのは巨大洪水/実はコケと地衣類って相性が悪いんです/樹上着生種の存在を無視するわけにはいきません/早朝の渓流の水が少ないのはどうして?/光を観る、というスタイル